海の塩分はどこから 643739-海の塩分はどこから
海の水はどこから来たの? 海の水のもとは、地球の中から生まれました。 地球は2億歳になった頃、内部の温度が高まり、水素、水蒸気、塩素などを含んだガスや、溶岩を吹き出し始めました。 このとき、熱湯も一緒に吹き出し、地上に初めて水が現れました。 やがて、地球の温度が急激に下がり始めると、ガスの中に含まれていた水蒸気は雨となり、地上にこのため、海水を構成する約966%の水と約3 4%の塩分のうち、塩分の占める割合は、海域によって微妙に異なる。 たとえば大西洋と太平洋を比較すると、北大平洋(北緯0〜70度)の表面塩分の平均は3 41%で塩分が低く、北大西洋(北緯0〜70度)は3 54%と塩分が高くなっている。 海の水がしょっぱいのは、子どもでも知っています。 しょっぱさの正体は、塩素とナトリウムが結びついた塩化ナトリウム、つまり「塩」です。 塩化ナトリウムは食塩の主成分で、海水からつくった塩は古くから食用にされてきました。 海水の塩分濃度 ビーチでキャンプしながら海水から塩を作る ドロアシ 海の塩分はどこから